私が良く行く飲食店は、見知らぬ利用客同士が向かい合わせに座っても目と目を合わさなくて済むように、目線の位置に板が掲げられている。
しかし、あるとき席についてご飯を食べていると、目の前の席の男性が、えらく腰を低くして食べているのに気が付いた。腰を落として食べているものだから、その見知らぬ男性の顔が見えてしまい、恥ずかしくて仕方なかった。お店の配慮の板の仕切りの存在も無意味なほど、腰を落としてむしゃむしゃ食べていたのだ。
私は、仕事中でも、向かい合わせの席の人と目を合わせるのは恥ずかしいが、そうでない人も世の中にはいるのだなと思った。